茶臼岳テン泊

9月の連休、友人と茶臼岳(静岡県)に登ってきました。今年最初で最後のアルプス登山。

登山口近くの宿で前泊して翌朝早くから登る予定でしたが、連休中の天気予報は雨。その日も深夜まで雨が降り続き、登れるかどうか最後まで分かりませんでした。しかしながら、明け方に雨が止み、天候も徐々に回復するとの予報だったので、そそくさと荷造りをして登山口(畑薙大吊橋)に向かうことにしました。

5:07 沼平に車をデポ。前日組の車がチラホラありましたが、雨予報のため、当日組を含めて全体的に少なめ。入山届けを提出し、ここから畑薙大吊橋まで舗装路を3キロほど歩く。

5:46 畑薙大吊橋(登山口)に到着。人生最高度の吊り橋に完全に目が覚める。

山頂小屋までの行程は約8時間。南アルプスらしく急登の連続で平らなセクションがほとんどない。湿度も高く序盤から大量の汗が吹き出し、体力が削られる。ろくに体力づくりをしてきてない自分。パックパックのベースウェイトを軽くして対応。

6:17 ヤレヤレ峠 ここから横窪沢小屋まで沢沿いのセクションがあり、濡れた石の上でヒルが踊っておりました。足元にジョニー&ハッカ油をかけながら慎重に進みます。

7:27 ウソッコ沢小屋 ここで長めの休憩。中には渓流釣りを楽しむおじさんグループ。

8:12 中の段 上りの中間地点。だいたいコースタイム通り。ここまで下りの登山客とは何人かすれ違ったが、上りの人はほとんどいない。

8:48 横窪沢小屋 アルストでお湯を沸かしコーヒーを飲む。小屋脇の水場で湧き水を補給し再出発。山頂小屋までもう少し。このあたりから左足の内転筋が痛み始める。

10:58 樺段

12:00 茶臼小屋 立派でキレイ。ここはTJARの経由地らしく、選手の写真やサインがたくさん飾ってありました。受付を済ませてテントを張ります。

この日はテン泊のお客さんが少なく、どこに張ってもいいよとのこと。風が凌げそうな小屋前に展張。友人はトレックライズ、自分はツエルトⅡロング。

お湯を沸かしてアルファ米と味噌汁で軽めの昼食。少しの休憩後、このまま荷物をデポして茶臼岳山頂を目指します。

13:33 茶臼岳山頂 茶臼小屋から20分ほど。山頂に到着した途端に周りがガスガスに。途中に見える南アルプスの山景もなかなかの見応え。三百名山にしておくには惜しい気がする。

山頂からテント場に戻り、チルタイム。テントから富士山が見えます。その後小屋の自炊場で夕食を摂り、早めに就寝。夜中に何度か小雨が降ったものの風は控えめで、気温も明け方までそれほど低下せず、落ち着いた気候でした。ただ、強風対策でツエルトの下部を石で固定していたせいもあり、幕の内側はかなりの結露。シュラフが全体的に濡れてしまいました。時折風に煽られたはずみで水がピチャピチャと顔にかかることがあり、少々煩わしかったです。

4:56 朝ご飯&荷造開始 テントを撤収しながらご来光を待ちます。

5:30 富士山の左から朝日が出てきました。富士山の形がクッキリと見える最高の朝焼け。朝日を横目に下山開始。もと来た畑薙大吊橋を目指します。約4時間半の行程。

朝の山道は大変気持ちが良い。ただ、内転筋の症状は前日から変わっておらず、急勾配の下りで序盤からかなり傷んできた。途中なんどもストレッチをしながら無心で進む。

9:34 ヤレヤレ峠 汗の量は相変わらずで途中何度も水分補給。昼から雨が降るらしく、上り客はまばら。日差しもあってかヒルの気配はあまり感じない。下山もコースタイム通りこれましたが、予想通りのきつさでした。TJARの選手たちはこれを走りながら下るのか、やはり異常だ…。

10:07 畑薙大吊橋 足元フラフラのなかで吊橋を渡るの最高にスリリング〜。

ということで、不安定な天候の中大きなトラブルもなく、奇跡的に南アルプスの名峰を登山でき、最高に幸せな瞬間を友人と共有することができました。南アルプス、また来年も挑戦します!

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