四日市まつり

8月の大四日市まつりでご一緒させていただいた鯨船・勢州組さん。諏訪神社の例祭にあわせて演技が行われるとのことで、今回も家族で参加させていただけることになりました。

その前日、リーダーの方のお誘いで四日市商店街で行われた「宵祭」に行ってきました。例祭に参加する関係団体がブースを構えて各々の行事の紹介を行っていました。

からくり人形は子どもたちに大人気。将来の担い手になってくれると嬉しいな。

娘も鯨船・明神丸のブースで記念撮影。鯨船を知ってからというもの、娘にとって明神丸は憧れの存在。宵祭で気分を高め、翌日の本番に挑みます。

例祭当日。この日も様々な関係の方が集まってきました。地元の大学生やネパール出身の方、前回から櫓漕ぎの子どもたちも増えて賑やかになりました。

みんなで昼ごはんを食べて、船出の準備をします。

演技の待ち時間。商店街、諏訪神社前でそれぞれ演技を行い、この日も無事に終了。

前回の大四日市まつりは初めて参加したので、状況がよく分からないまま演技に集中していたんですが、2回目となると演技の進行や周りの様子も分かるようになってきて、課題もたくさん見えてきたような気がします。他の歴史ある行事の迫力ある演技を見ると、もっとクオリティを高めたいという気持ちと、歴史の重みや地元愛からくるプライドのようなものが、そもそも我々には欠けているという事実が重なり、しばらく気持ちがモヤモヤしていました。どこのまつりも人材不足は避けて通れない問題であるし、地域や性別を超えた支え合いをしなければ、先人が築き上げてきた伝統が失われてしまいます。担い手となる子どもの数が減少する中、地域の伝統芸能をどのように存続させるか、非常に大きな課題だと感じました。

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